THE PARLOR MOBはモダンエッジを効かせた生のロックンロールを生み出す。その音楽性は19世紀、悪名高きギャングの名を冠したバンドになかなか合っている。1800年代中頃、歴史的なニューヨークのマフィア軍団が別のストリート・ギャングに暴動を扇動するように依頼されるという事件が起きた。
今日、この5人の音楽界の反逆者達は同様の騒動の火付け役となる。饒舌なリフ、思考を刺激するようなヴォーカル、スムーズだがハスキーなグルーヴを持って。
2004年、高校卒業を間近に控えたサムとポールがTHE PARLOR MOBを結成。東海岸での活動とセルフ・リリースの数曲でもって、彼らはローカル・シーンでかなり際立ち、その知名度を上げていった。このバンドは彼らのニュージャージー出身というルーツに対し、常にプライドを持ち続けてきた。ニックは「俺たちの特徴のたくさんはニュージャージー出身ということからきてると思うね。でも俺たち独自のものももちろん持っていると思うけど」とコメントしている。2006年、THE PARLOR MOBのアイデンティティーは、彼らが生き生きとした物語を彼らの音楽の中で書き上げ、神秘的雰囲気を作り出していくにつれ、本格的に固定されてゆくのである。彼らの広がりやすい感染的な曲は、厳密なジャンル表現には目もくれない。そして2007年夏、パワフルなライヴを見せつけられたロードランナーと契約を果たす。
THE PARLOR MOBはステージ上で一際まぶしい光を放つ。彼らはひとつひとつすべてのライヴにハートを注ぐのだ。「俺たちは全員ショーをして観衆をエンターテインすることが好きなんだ」とデイヴ。「俺たちに動きがない時はないよ。アルバム通りに聞こえるようにすることが焦点じゃないから。俺たちの形は自由。実際ライヴ・バンドだと思ってるからね。観衆のみんなは俺たちのエネルギーを感じてくれるんだ。」
THE PARLOR MOBはロックンロール・バンドである。彼らは既成概念の枠を超えることを支持し、しきたりや境界というものを壊す。アコースティックも演奏できれば、スウィングもプレイする様に。「ロックンロールについて人々がひとつ忘れてしまったことは、何でも出来るという事、そして誰がどう思おうとそんなことは全くどうでもいいって事」とニックは言う。それは彼らの姿勢とぴったり合った評価であり、彼らの姿勢の現れなのである。マークは最後にこのようにまとめた。「出来る限り一番クリエイティブな音楽を作りたい。ひとつひとつの曲は、書き上げている時に俺たちの周りで起こっていることに反映する。アートはいつも時代の鏡であるべき。俺たちは別に演説しようとしているわけではないよ。今日ある人間の経験上の反映になろうとしているだけ。俺たちが出来ることなんてそんなもんだから」
疑いの余地なし。このマフィアが世界を支配する。