Desperate Living

Desperate Living
アーティスト: HORSE The Band
リリース日: October 7, 2009
アルバム解説:
Desperate Living
2009年10月7日
RRCY-21347 ¥2,548(税込) / ¥2,427(税抜)
日本盤ボーナス・トラック
13.Shapeshift Remix
狂気に近い天才的音楽センスに脳内激震!
カルト的な人気を誇る同名映画を基に作られた類を見ない音世界… 。「ニンテンドーコア」(=TVゲーム・サウンド+ハードコア)という、唯一無二な独創的/破壊的サウンドが未だかつてない衝撃をもたらす! 練り込まれたサウンドに知性をも感じさせる、「馬達」による4作目がついに登場!
エリック・エングストロム(Key)が操るキュートでレトロな、ビデオ・ゲームから飛び出してきたような8ビット・サウンド。これにネイサン・ウィネック(Vo)による攻撃性溢れる破壊的なヴォーカル・スタイルとハードコア・サウンドが融合した類を見ない音楽性。その様々なサウンドが混在したジャンルを自ら「ニンテンドーコア」呼び、変幻自在に操るのがこのホース・ザ・バンドだ。
日本デビューとなった前作『ナチュラル・デス』(2008年)のリリースに合わせ行われた地球規模な、その名も「EARTH TOUR」を敢行した彼らは、メンバー・チェンジ、レーベルとの対立、金銭トラブルなど絶望的とも言える状況にぶち当たってしまう。そんな中、エリックはある映画を観た。カルト的人気を誇るジョン・ウォーターズ監督による、夫を殺したノイローゼ主婦と太ったメイドによる異様な逃亡劇を描いた『デスペレート・リビング』だ。悪趣味で皮肉さに満ちたこの映画を観ると、彼は数日間何も考えられないような、空虚な気持ちに陥った。そしてしばらくすると、自分達の経験/環境をこの映画のタイトルに重ね合わせ、『どん底にいるときの生き方が最高なんだ』という考え方に行き着いたのだ。こうして、どん底とその先にあるもの見出した彼らは映画からタイトルを引用し、自らの経験を基に今回のアルバムを完成させた。
このアルバムは固定概念を簡単に壊し、自ら「ニンテードコア」というジャンルを作り上げた彼ららしい作品となった。オープニング・トラック「クラウドウォーカー」から、このバンドの持つ多様性を見せつけられるだろう。ネイサンの感情剥き出しなシャウトが飛び出したかと思うと、次の瞬間幻想的なサウンドに切り替わり、浮遊的なメロディが鳴り響く…。「ザ・フェイリヤー・オヴ・オール・シングス」はハードコア/メタル色が強く現れ、誰もが聞いた事のある「あのゲーム」からのサウンドを効果的に使った、巧みな構成が際立った楽曲だ。「ホース・ザ・ソング」、「サイエンス・ポリス」等、遊び心が溢れるキャッチーな楽曲で聴き手を楽しませたかと思うと、シングル・カットされ早い段階でMyspace上に公開された「シェイプシフト」は一息つくととんでもない展開へと進む予想不能な楽曲となっている。その他、思わずニヤリせずにはいられないブレイクダウン・パートや「ここ!」というツボを押さえた楽曲が次々と現れ、終始「彼ららしさ」が全開となっている。
プロデューサにはYEAH YEAH YEAHSやORSONなどとの仕事で知られるノア・シェインを起用した。
「彼がいなければ俺達が求めていたようなサウンドにはたどり着けなかったと思うね。最初に、俺達が求めている完成していないサウンドについての曖昧なイメージを伝えたんだ。『YEAH YEAH YEAHSが俺達だったらこんな感じ』ってぐらいのものさ。それから文字通り何週間も議論を重ねて、納得いくまでそのサウンドを練り上げたんだ。結果この作品はバンドの生きた感じ方をそのまま表現するものになったし、それはノアのおかげだと思う」 − エリック
また今作は数多くのゲストが参加している。XIU XIUのジェイミー・スチュワートはこのアルバムの中でヴォーカル・ゲストの他、サウンド・プロダクションにも参加。元ベーシストのマイク・ベニテスや、ツアーにも参加したTHE NUMBER 12 LOOKS LIKE YOUのドラマー、ジョン・カレル、NYをベースにコメディアン、ミュージシャンとして活動するVernon Chatmanなど、幅広いジャンルからゲスト参加している。中でも印象的なのは「レイプ・エスケイプ」の終盤で聴く事ができるヴァレンティナ・リシッツァによるピアノ協奏曲だろう。アルバムの中でも異質な色を放ち、キーボードとは対照的なクラシック・ピアノによる「静」の美しさで聴く者を魅了する。
今回のこのアルバム『デスペレート・リビング』こそ、2009年のホース・ザ・バンドの姿である。世俗的でうんざりするような生活とアーティストとしての活動が、彼らの作品にノイズと新たなインスピレーションを与えた。ここ数年間の最悪の状態なしには、『デスペレート・リビング』はここまで説得力を持つことはなかっただろう。
彼らが絶望の先に見出したものとは。それは、この新作の中に詰まっている。
2009年10月7日
RRCY-21347 ¥2,548(税込) / ¥2,427(税抜)
日本盤ボーナス・トラック
13.Shapeshift Remix
狂気に近い天才的音楽センスに脳内激震!
カルト的な人気を誇る同名映画を基に作られた類を見ない音世界… 。「ニンテンドーコア」(=TVゲーム・サウンド+ハードコア)という、唯一無二な独創的/破壊的サウンドが未だかつてない衝撃をもたらす! 練り込まれたサウンドに知性をも感じさせる、「馬達」による4作目がついに登場!
エリック・エングストロム(Key)が操るキュートでレトロな、ビデオ・ゲームから飛び出してきたような8ビット・サウンド。これにネイサン・ウィネック(Vo)による攻撃性溢れる破壊的なヴォーカル・スタイルとハードコア・サウンドが融合した類を見ない音楽性。その様々なサウンドが混在したジャンルを自ら「ニンテンドーコア」呼び、変幻自在に操るのがこのホース・ザ・バンドだ。
日本デビューとなった前作『ナチュラル・デス』(2008年)のリリースに合わせ行われた地球規模な、その名も「EARTH TOUR」を敢行した彼らは、メンバー・チェンジ、レーベルとの対立、金銭トラブルなど絶望的とも言える状況にぶち当たってしまう。そんな中、エリックはある映画を観た。カルト的人気を誇るジョン・ウォーターズ監督による、夫を殺したノイローゼ主婦と太ったメイドによる異様な逃亡劇を描いた『デスペレート・リビング』だ。悪趣味で皮肉さに満ちたこの映画を観ると、彼は数日間何も考えられないような、空虚な気持ちに陥った。そしてしばらくすると、自分達の経験/環境をこの映画のタイトルに重ね合わせ、『どん底にいるときの生き方が最高なんだ』という考え方に行き着いたのだ。こうして、どん底とその先にあるもの見出した彼らは映画からタイトルを引用し、自らの経験を基に今回のアルバムを完成させた。
このアルバムは固定概念を簡単に壊し、自ら「ニンテードコア」というジャンルを作り上げた彼ららしい作品となった。オープニング・トラック「クラウドウォーカー」から、このバンドの持つ多様性を見せつけられるだろう。ネイサンの感情剥き出しなシャウトが飛び出したかと思うと、次の瞬間幻想的なサウンドに切り替わり、浮遊的なメロディが鳴り響く…。「ザ・フェイリヤー・オヴ・オール・シングス」はハードコア/メタル色が強く現れ、誰もが聞いた事のある「あのゲーム」からのサウンドを効果的に使った、巧みな構成が際立った楽曲だ。「ホース・ザ・ソング」、「サイエンス・ポリス」等、遊び心が溢れるキャッチーな楽曲で聴き手を楽しませたかと思うと、シングル・カットされ早い段階でMyspace上に公開された「シェイプシフト」は一息つくととんでもない展開へと進む予想不能な楽曲となっている。その他、思わずニヤリせずにはいられないブレイクダウン・パートや「ここ!」というツボを押さえた楽曲が次々と現れ、終始「彼ららしさ」が全開となっている。
プロデューサにはYEAH YEAH YEAHSやORSONなどとの仕事で知られるノア・シェインを起用した。
「彼がいなければ俺達が求めていたようなサウンドにはたどり着けなかったと思うね。最初に、俺達が求めている完成していないサウンドについての曖昧なイメージを伝えたんだ。『YEAH YEAH YEAHSが俺達だったらこんな感じ』ってぐらいのものさ。それから文字通り何週間も議論を重ねて、納得いくまでそのサウンドを練り上げたんだ。結果この作品はバンドの生きた感じ方をそのまま表現するものになったし、それはノアのおかげだと思う」 − エリック
また今作は数多くのゲストが参加している。XIU XIUのジェイミー・スチュワートはこのアルバムの中でヴォーカル・ゲストの他、サウンド・プロダクションにも参加。元ベーシストのマイク・ベニテスや、ツアーにも参加したTHE NUMBER 12 LOOKS LIKE YOUのドラマー、ジョン・カレル、NYをベースにコメディアン、ミュージシャンとして活動するVernon Chatmanなど、幅広いジャンルからゲスト参加している。中でも印象的なのは「レイプ・エスケイプ」の終盤で聴く事ができるヴァレンティナ・リシッツァによるピアノ協奏曲だろう。アルバムの中でも異質な色を放ち、キーボードとは対照的なクラシック・ピアノによる「静」の美しさで聴く者を魅了する。
今回のこのアルバム『デスペレート・リビング』こそ、2009年のホース・ザ・バンドの姿である。世俗的でうんざりするような生活とアーティストとしての活動が、彼らの作品にノイズと新たなインスピレーションを与えた。ここ数年間の最悪の状態なしには、『デスペレート・リビング』はここまで説得力を持つことはなかっただろう。
彼らが絶望の先に見出したものとは。それは、この新作の中に詰まっている。
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