
Madina Lake - From Them, Through Us, To You
2007年5月23日
初回限定盤(RRCY-29142) ¥1,980(税込)/¥1,886(税抜)
通常盤 (RRCY-21288)¥2,548(税込)/¥2,427(税抜)
日本盤ボーナス・トラック
14. Again And Again
15. Escape From Here
僕達から君達へ、最高にポップな贈り物…。
極上のポップ・センスとダイナミックなロックが合体! キャッチーでありながらスリリングなサウンドを武器に、全世界でマディーナ・レイク旋風が吹き荒れる!
2007年、超期待の新人アクトがROADRUNNERよりデビューを果たす…! ロックのダイナミズムがアップビートなポップ・サウンドとキャッチーかつフックに富んだ鋭いヴォーカルとともに鳴り響き、ポップ・パンク、ハード・ロック、エモ、スクリーモ、全ての要素が一つの塊となって押し寄せてくる、爽快かつ痛快なサウンドを鳴らすネイサン&マシューという双子の兄弟を擁するシカゴ出身の4人組、マディーナ・レイクだ。
よく“芸術を追求するにはそれなりの犠牲を伴う”というが、彼らはロックンロールという名の下に、自らのアートを実現させるため、凄まじい試練(?)を乗り越えてきた。中心メンバーである先の双子兄弟はバンドの活動資金を捻出するべく「FEAR FACTOR」という危険なゲームに一般人が挑戦する人気リアリティ番組の「双子大会」に出演、ヘリコプターから宙吊りになったり、牛の内臓を飲み干したりといった強烈なスタントに果敢に挑戦し、なんと優勝を勝ち取ったのだ(その後二人は伝染病にかかり、あやうく命を落としそうになったという…)。そしてその手にした賞金5万ドルをもとに機材やツアー・バスを購入し、10ヶ月で約120本を越えるツアーを実施、その不屈の精神と、ポップ・センス溢れる楽曲&迫力のパフォーマンスで人気を徐々に上げていき、ロードランナーとの契約をも即座に勝ち取り、2007年、いよいよ全世界にその名を轟かせる事になるのだ。
痛烈な歌詞で、ポップ・カルチャーに対する社会の固定観念や物質主義に立ち向かうマディーナ・レイク。しかし、彼らが放つ音は、決して説教じみていたり、リスナーの気分を落ち込ませるようなものではない。思い切り爽快なポップ性とユーモア溢れる歌詞が疾走感に満ちたサウンドを生み出し、一度聴いたら最後彼らのマジックからは抜け出せなくなるような、そんな魔力/魅力溢れるフックに富んだロックを聴かせてくれるのだ。そんな彼らが、デビュー・アルバムのプロデューサーに選んだのが、BLINK 182やFINCH、JIMMY EAT WORLDなどを手掛けるマーク・トロンビーノだ。この人選は、彼らのサウンドにぴったりとフィットする、最適な選択だといえよう。内容の濃いテーマはそのままに、アップビートなポップ・サウンドで攻めるマディーナ・レイクと、マーク・トロンビーノの手腕ががっつりとタッグを組み、ポップながらも骨太なダイナミズムがアルバムの中に詰め込まれている。
まるでテレビ・ドラマのオープニングかのようなSEの後、デリケートなイントロからすぐにヘヴィでスピード感溢れるギターが爆発し、フックに富んだメロディ・ラインが鋭く切り込んでくる痛快な「ヒア・アイ・スタンド」で幕を開ける本作。その1曲目の持つパワーにまず引き込まれてしまうのだが、その後も荒々しく悲鳴にも似たヴォーカルと弾力のあるドラムが魅力的な「アデリア」、翳りのあるメロディを猛烈なビートに乗せて悩ましく歌い上げるリード曲「ハウス・オヴ・カーズ」、キャッチーなメロディが印象的な「ナウ・オア・ネヴァー」や「スターズ」、バンドの持つヘヴィな一面が露出する「トゥルー・ラヴ」など、1曲1曲がまばゆいばかりの光を放ち、全てを聴き終わった後、すぐにもう一度聴きたくなるほどのインパクトを持つ、最高のロック・アルバムに仕上がっているのだ。
歌詞の面でも、ストレートな表現を使いながら様々なストーリーを組み立てていく、すっと身体にしみ込んでくるようなスタイルだ。憂鬱と不安に苦しむ女性、心の底に悪魔を住まわせた有名な社交家、といった人物を登場させ、イメージを膨らませながら世の中の様々な苦悩や寂しさを伝えたり、人間の品位といった壮大なテーマを登場させたり、よりパーソナルな問題などを伝えたりと、キャッチーなメロディに乗せて様々なストーリーや感情を歌うその手腕は、新人とは思えないほど見事だ。「俺達は自分達に制限を設けたりなんかしないし、逆に全く新しい道を切り開いて、自分達にしか出来ない事をやりたいんだ」と語るマディーナ・レイク。彼らは、新しいロックの水平線へと聴く者をいざなってくれる。今まさに太陽は昇り始めたばかりなのだ…。











